40代英語初心者のための英文法講座 英文法学習の最初の一歩は”品詞”を理解すること

40代英語初心者が英文法を本格的に勉強する前にやっておかなければいけないことがあります。

 

それは英語の品詞を理解することです。

 

品詞が理解できていないとせっかくやる気を出して英文法を学ぼうと思って意気込んでも、

この文法書何書いてあるか全然分かんねーよ めんどくさいしやーめた

と高確率で挫折します。

 

品詞英文法の勉強をはじめる前に予備知識として必ず知っておかなければいけないもの。

40代英語初心者はまずこの品詞を理解しておきましょう。

 

この記事では英語の品詞について一つ一つ解説していきます。

この記事を読んで分かること

・英語の品詞の種類とその役割が分かります

品詞とは?

品詞とは一言でいえば、

”単語の役割や種類を表すもの”

です。

具体的には

”名詞・動詞・形容詞・助動詞など”

といったものですね。

これらの品詞は聞いたことはあっても具体的にそれが文法的にどのような使い方をするのか説明できる人は少数だと思います。

一応小学校のときに国語で習うんですが忘れている人も多いでしょう(笑)

品詞の使い方は英文法学習や単語学習をスタートする前に必ず知っておかなければいけない予備知識となります。

 

でもなぜ今さら品詞を理解する必要があるのでしょうか?

なぜ品詞を理解する必要があるのか?

英語では同じ単語でも品詞が違うと意味が全く異なる単語があります。

 

例えばpresentという単語は品詞が違うだけで意味が全く異なります。

present名詞として使う場合は”贈り物・プレゼント” ”現在”ですが・・

形容詞として使う場合は”現在の~” "存在している””出席している”

動詞として使う場合は”贈る”の他に”発表する”という意味もあります。

 

英語ではこのように品詞によって意味が変わる単語がめちゃくちゃ多いんですね。

単語帳には品詞別に意味が記載されているんですがこのときに品詞がどういうものか理解していないと・・

形容詞とか言われてもそもそも形容詞がどういうときに使うのか分からん・・

となり全然違う意味で英文を解釈してしまうんですね。

 

また品詞を理解するメリット

”英文で単語が分からなくても文の全体像を何となく把握できる”

という点ですね。

 

先ほどのpresentを例にとってみましょう。

Our company’s present situation is not so good.

この文の意味が分かりますか?

何となくでいいので考えて見て下さい。

どうですか?

英語を勉強し始めた当時の僕ならこんな感じで意味をとっていたかもしれません。

presentはプレゼントだから”私たちの会社のプレゼントの状況はあまりよくない”かな?

 

この当時の僕はpresentといえば”プレゼント”という意味しか頭にありませんでした(笑)

形容詞用法現在の~”という意味を知りませんでした。

そして根本的に

”形容詞というものが文法的にどういう働きをするか”

というものを理解していませんでした。

もちろん形容詞という単語は知っていましたしどういうものかというのもぼんやりとは理解していたつもりです。

ただ

「形容詞の働きを文法的に解説しなさい」

といわれるとその時点で

「?」

という感じでしたね。

 

ちなみに形容詞の働きを文法的に解説すると

”名詞や代名詞を修飾して、その性質や状態、数量などを説明する”

となります。

 

これをおさえた上でもう一度この文を見てみましょう。

Our company’s present situation is not so good.

presentの後にsituation(状況)という名詞が続いていますよね。

 

だからこの時点で形容詞の文法的働きを理解しておくと、仮にpresentの形容詞的用法の”現在の”という意味を知らなくても

このpresentは名詞(プレゼント)ではなく直後にsituation(状況)という名詞がきてるからsituationにかかる形容詞的用法なんじゃないかな?

だから意味は””私たちの会社の状況はあまりよくない”的な意味で解釈すればいいかも・・・

と推測できるんですね。

 

ちなみに正解は・・・

Our company’s present situation is not so good.(私たちの会社の現在の状況はあまりよくない)

となります。

 

品詞をただぼんやり理解しているのではなくその本質をしっかり明確に理解しておかないと英文や会話を全然違う意味で解釈してしまうといったことが発生します。

だから文法学習を始める前に必ず品詞の本質を押さえておきましょう。

 

ちなみに

”品詞の本質を押さえるということはそれの文法的働きをきちんと第三者に説明できるレベル”

のことをいいます。

 

品詞を理解することは今後の文法学習や単語学習の向上に確実に影響しますのでしっかり理解しておきましょう。

英語で使う品詞はこの10種類

それでは英語で使う品詞をそれぞれ解説していきます。

英語の品詞はこの10個です。

英語の品詞

・名詞

・代名詞

・動詞

・形容詞

・副詞

・助動詞

・前置詞

・冠詞

・間投詞

・接続詞

 

この10個の品詞が、

「どういうものか?」

「文の中でどういった文法的働きをするのか?」

ということをしっかり押さえておく必要があります。

 

なおそれぞれの品詞の解説については以下の関連記事に書いていますのでご覧ください。

 

英語の品詞を理解することはあなたがこれから英文法を学ぶ上で非常に重要です。

品詞を確実に理解しておくと英文法が驚くほどすんなりと頭に入るようになります。

重要なのはそれを人に説明できるくらい確実に理解しておくということ。

それくらい英語の品詞は重要です。

これからの英文法の学習に生かせるように関連記事を何度も読んでここでしっかりと理解しておきましょう。

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